③マイナス金利が生活に与える影響とは?年金編【図解入り】 [経済]
私たちの受け取る
年金の額が減ってしまう?
マイナス金利によって
私たちの年金は
どのような影響を
受けるのでしょうか?
できるだけわかりやすく
図解入りで解説したいと
思います。
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日本銀行が2月16日から
マイナス金利を導入
することを発表しました。
そんな中に不安の声が
上がってきてます。
私たちの年金にマイナス金利が
どのような影響を与えるのか・・・
一つずつ見て行きたいと思います。
年金はGPIFが運用している
日本での年金の運用は
厚生労働省所管の
独立行政法人であり、
世界最大の機関投資家
とも言われている
【GPIF】
Government (ガバメント)
Pension(ペンション)
Investment (インベストメント)
Fund(ファンド)
日本語にすると
年金積立金管理運用独立行政法人
と言うクッソ長い名前の
機関によって運用されています。
GPIFについて
詳しく知りたい方は
こちらをご覧下さい。
GPIFとは
運用の中心は主に国債
いままでは年金の運用を
比較的安定的で安全な
日本国債での運用が中心でした。
ちなみに
いままで全て国債で運用
していたわけではなく、
割合的に国債での運用の比重が多く
株式などのリスクのある投資
での運用もされていました。
株式での運用が増える?
マイナス金利導入により
国債の金利が低くなれば、
運用益が上がらなくなり、
切羽詰まってしまい
リスクのある株式などで
運用する割合が増す
可能性があります。
ちなみに
なぜマイナス金利より
国債の金利が下がるのかと
言いますと・・・
日本の金融機関は
国民から預かったお金の大半を、
日本国債を中心として
運用しています。
ですので
マイナス金利導入により、
日銀当座預金にお金を
預けていても-0.1%で
損失が出てしまいます。
なので
日銀当座預金に預けていた分を
少しでも金利がある
日本国債を買い入れて
運用していこうってことになり、
国債の人気が高まり
国債の金利がさらに
下がることになるからです。
日銀当座預金について
詳しく知りたい方は
こちらをご覧下さい。
日銀当座預金とは
では
話を株式に戻しまして
何かしらの経済ショックが
起きてしまい株価が暴落すれば、
運用益どころの話ではなく
大きな損失が生じ、
私たちの年金は溶けてしまう
かもしれません・・・
( ̄Д ̄;) ガーン
さらに
影響を受けるのは
年金だけにとどまらず
日本国債の金利下落により
GPIF同様、
日本国債などを中心に
運用されてきた
生命保険や終身保険、
学資保険などの運用にも
影響を与えることになり
利率が下げられて
しまうことになる
可能性もあります。
もしかするとマイナス金利は、
私たちの生活にマイナスの影響を
及ぼすことも十分に考えられる
かもしれません・・・・
まとめ
①年金の運用は
厚生労働省所管の独立行政法人
GPIFという組織に
よって行われています。
②年金の運用は
いままで日本国債が
中心に行われてきました。
③国債の金利が下がれば
リスクのある株式で
運用する割合が増える
可能性があります。
④国債の金利下落により
生命保険や終身保険、
学資保険などの利率も
下げられてしまう
可能性もあります。
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