GPIFとは [経済]
GPIFの正式名称は
クッソ長い
年金積立金管理
運用独立行政法人
です。
英語では
Government (ガバメント)
Pension(ペンション)
Investment(インベストメント)
Fund(ファンド)
になります。
頭文字を取って
「GPIF」になります。
世界最大の機関投資家
厚生労働省所管の
独立行政法人で
国民が納めた
国民年金、厚生年金を
運用する機関です。
管理されている資産規模は
米国社会保障年金信託基金に
次いで世界第2位を誇ります。
厚生年金・国民年金の
積立金の約130兆円を
運用する世界最大規模の
年金基金であり、
世界最大の機関投資家と
呼ばれています。
基本ポートフォリオの変更
GPIFはこれまで、
国内債券中心の
ポートフォリオで
運用されてきました。
ポートフォリオとは
簡単に言うと
資産運営の構成です。
そして
2014年の10月末に
新たなポートフォリオが
発表されました。
基本ポートフォリオでは、
国内債券は60%と
最も高い割合を占めていました。
国内株式は12%、
短期的な変動を加味した
乖離許容幅が6%で
株式の占める割合は
マックスでも18%でした。
新たに発表された
ポートフォリオでは、
国内債券の割合が
60%→35%に変更され
国内株式の割合が
12%→25%に変更。
そして
乖離許容幅が9%と
定められました。
つまり
国内株式の保有上限は
「25%+9%」で
マックス34%
ということになります。
リスク資産の割合増加懸念
GPIFとは飽く迄、
公的年金の管理・運用を
行なう機関です。
そして
年金積立金は
国民から集められた
大切な保険料であります。
したがって、
株式のようなリスクある投資で、
むやみに運用をすることは
できません。
本来ならば
比較的安全な国債などを
中心に運用することが
望ましいでしょう。
このまま株式の
割合が増えてしまえば
政府による株価対策の
道具になる可能性や、
株価下落による
資金の目減りも懸念されます。
実際は株価下落により
大きな損失を
出してしまいました。
・・・・・
何やっとんじゃ~(怒)
(╬゚◥益◤゚)
だからやめろと
あれほど言うたのに・・・
ε-(ーдー)ハァ
実際、
過去13年間での収益の累計額は、
約50兆円になります。
なので
損失は出たがトータルでは
収益が上がっていると
主張される方もおられます。
では
運用益累積の推移を
見てみますと・・・
株価暴落により、
売り抜けしようにも
思ったほどの額に
ならない可能性や
保有している株価が下落し、
損失拡大も懸念されます。
国内外の株式での
運用を拡大した時点で、
泥沼入り込んだ
感が否めませんね・・・
(;^_^A
まとめ
①GPIFは
厚生年金・国民年金など
約130兆円を運用する
世界最大の機関投資家と
呼ばれています。
②2014年10月末に
新たなポートフォリオが発表され
国内債券の割合が
60%→35%に
国内株式の割合が
12%→25%に
変更されました。
③リスクのある株式での
運用割合の増加は
株価下落などで大きな損失が
出てしまう可能性があります。
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